神姫バス株式会社

地球環境の保全

気候変動対応として、脱炭素に向けた取り組みに努めます。気候変動に関する主なリスクと機会については、基幹事業かつCO2排出量が全体の90%以上を占める一般旅客自動車運送事業(乗合バス事業)において、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)及び気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovermental Panel on Climate Change)が示す2℃と4℃のシナリオに基づき、検討いたしました。その結果、以下の移行リスク(低炭素経済への移行に関するリスク)及び物理リスク(気候変動による物理的変化に関するリスク)を特定し、リスク、機会及び戦略を分析しています。

環境方針(2013年7月11日策定)

基本理念

神姫バスグループは、「地域共栄」「未来創成」の企業理念に基づき、公共交通事業をはじめとする企業活動から生じる環境負荷を低減するため、一人ひとりが環境保全・汚染の予防に積極的に取り組み、「環境にやさしい神姫バスグループ」を目指します。

行動指針

  1. 安全・快適な輸送サービスの提供

    環境にやさしい公共交通の利用を促進することで、地域社会と共に自然との調和を目指します。

  2. 環境に配慮した事業運営

    環境マネジメントシステムによる継続的改善を推進し、環境負荷の低減を図ります。

  3. 法規制等の順守

    環境関連法規制および当社が同意したその他の要求事項を順守します。

  4. 自然との共生

    省エネ、省資源、リサイクル等、環境に配慮した事業活動を通じて、資源の節約と循環、および廃棄物の削減に努めます。

  5. 従業員への啓発

    環境方針の理解と環境に対する意識の向上を図るため、継続的な啓発と教育を行います。

  6. 環境方針の公開

    環境方針は広報やホームページ等により公開し、関係会社や一般の人に入手可能なものとします。

CO2排出量および削減目標

指標および実績

指標(神姫バス単体) 2022年度
SCOPE1(事業者自らによる直接排出) 34,333t-CO2
SCOPE2(他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出) 1,667t-CO2
CO2 排出量の削減目標
「地球環境の保全」に向けた各戦略を推し進めてまいりますが、一方で環境負荷の低い車両や燃料などの市場動向はいまだ流動的であると判断しています。今後の状況を注視しつつ柔軟に検討し、適切な目標を設定してまいります。